gotica陶芸工房 明かりの家ワークショップ

About usgotica陶芸工房のこと

gotica陶芸工房ではおもに「明かりの家®」という陶器のランプを作っています。中にナツメ球が入っていて窓からやさしい光がこぼれます。幼いころ、布団に入るときにはこの小さな明かりを点けていました。そのせいか今もこの光を見ると懐かしく、安心感を覚えます。

陶芸というと多くの人はろくろや手びねりで作る器を連想すると思います。ほかに、粘土を板状に伸ばした「タタラ」を用いる技法もあります。gotica陶芸工房の作品の多くは、この「タタラ作り」と呼ばれる技法を用いています。

陶芸では土がとても重要な役割を果たします。タタラ作りに適した土を求めて、さまざまな産地の土を取り寄せたり、複数の土をブレンドしたり、その割合を変えたり・・・。試行錯誤を繰り返して、やっと納得のいく配合に辿り着きました。こうして得られた、素地土のカサカサとした質感や、鉄がかもす古びた風合いは、gotica陶芸工房の特徴です。

せっかく辿りついたレシピや作り方をひとりじめにするのは、なんだかもったいないような気がして、一般の方にもこの焼き物作りを体験してももらいたいと思い、ワークショップをはじめました。

講師ミカミヒロシ
講師:ミカミヒロシ
1962年、埼玉県秩父市生まれ。絵画や現代美術を経て陶芸を志し、2001年に荒川源流の山懐に窯を開く。山、川、風、空……空気から伝わるインスピレーションを頼りに土と向き合う日々。心があたたかくなるような作品を大切に生み出している。秩父の豊かな自然が作陶に力を与えてくれます。心の中にある家を作りに、ぜひ遊びに来てください。